お菓子の神社・料理の神社
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お菓子の起源は果物の橘といわれており、これについてはお菓子の神様(菓祖神)田道間守(たじまもり)の伝説があります。この菓祖神を御神体とする神社に和歌山の橘本(きつもと)神社と兵庫県の中嶋神社があります。
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●みかんとお菓子の橘本神社「1」
田道間守(たじまもりのみこと)が 不老長寿の霊菓を求めて、常世に渡り、 持ち帰った橘6本がこの橘本に 植えられたという伝説があります。・・・上山農園さんHP
●みかんとお菓子の橘本神社「2」
全国的にめずらしいみかんとお菓子の神社。
祭神は田道間守命で、その昔、第11代・・・
●兵庫の中嶋神社
中嶋神社はお菓子の神様、田道間守命が祀られており、4月の第3日曜日に「菓子祭」が盛大に行われ、現在も全国の菓子製造業者が参拝されています。
・・・ひょうご・但馬の里から さんHP
●伊万里神社境内の中嶋神社
八百万(やおよろず)の神と呼ばれるほど数多くの神様が存在する日本なら、お菓子の神様がいても不思議ではないが、どうして伊万里なのだろう。・・・
●京都 吉田神社の摂末社 果祖神社と山陰神社
山陰神社は、吉田神社創建に貢献された藤原山蔭卿を祀る社で、卿は調理・調味づけに秀でたと言われており、料理飲食の祖神として、・・・
●千葉 高家神社
日本唯一料理の祖神をまつる 食の神様・磐鹿六雁命、・・・
●三崎の海南神社
食の神フェスティバル、包丁式・・・福の家さんHP
●伊勢神宮外宮 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)・・・伊勢神宮公式HP
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豊受大御神(とようけのおおかみ)
豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)で、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。今から約1500年前、天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)として丹波国たんばのくにから現在の地にお迎えされました。内宮の御鎮座から約500年後のことです。以来、外宮御垣内の東北に位置する御饌殿(みけでん)では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿(あいどの)及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が続けられています。公式HPより
田道間守(たじまもり)
これは果物の橘を菓子の起源とする、菓祖神にまつわる伝説をです。 「垂仁天皇の頃、天皇は田道間守(たじまもり)に、常世の国(中国南部からインド方面)の不老不死の理想郷に行き、”ときじくのかぐのこのみ”(非時香具菓、今の橘)を求めに帰化人の田道間守を遣わされたお話です。艱難辛苦の9年間シナとインドとを経た末ようやく手に入れた木の実を持ち帰ったところ、すでに垂仁天皇は崩御され、嘆き悲しんだ田道間守は垂仁天皇の御陵にもうでて帰国の遅れたお詫びと約束を果たしたことを報告し、持ち帰った橘の半分を墓前に捧げその場を去らず、絶食数日、殉死した」といわれるものです。
後に聖武天皇が「橘は菓子の長上、人の好むところ」と言われ、古代の菓子が「果物」の意味もあるところから、田道間守はを菓祖神として各地の菓祖神社に奉られています。・・お菓子の歴史より・・
磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
六雁命は第12代景行天皇の侍臣で東国巡行にともないます。安房(千葉県安房郡)
の港にさしかかった折、砂浜を歩いている時、足にふれたものを採ると良質なはまぐりが採れ、弓の弦をはずし海に入れた所、賢魚(かつお)を釣り上げた。六雁命はそれらを膾(なます)にして天皇に差し上げた所、大いに喜ばれその料理の技を厚く賞せられ膳大伴部を賜った。この功により六雁命は安房の国の長と定められ以後代々子孫は膳の職を継ぎ皇室の食事を司るように賜ります。 六雁命は漬け物・味噌醤油・塩辛など醸造しており日本料理の基礎となるものがこの時なされていました。 それゆえに『料理の始祖、醤油醸造・調味料の神』として祀られています。・・福の家さんHPより・・
保食神(うけもちのかみ)
五穀の神、食物の神、日本神話に出てくる神。
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